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2013年3月31日 (日)

談話 守山市民病院は今日3月31日をもってなくなります

 守山市民病院は、今日3月31日をもってなくなります。

 守山市時代の1954年10月に発足した守山市民病院を名古屋市は、民間譲渡したのでこの3月31日でなくなります。

 私たち「地域医療を考え守山市民病院を守る会(略称:守山市民病院を守る会)」は、2003年1月に守山市民病院の存続と充実を求めて発足しました。

 周囲を川に囲まれた守山区です。守山区内唯一の総合的病院の守山市民病院は、災害医療活動拠点でもあり守山区民の宝です。

 私たちは、この10年、毎月定期的に2回の会議を開催し様々な活動を展開してきました。名古屋市議会には4回の請願を提出しました。しかし守山区選出の6人の市会議員の皆さんは、守山市民病院の民間譲渡に賛成し、60年近い守山市民病院の存続も幕を閉じます。

 4月からは守山いつき病院になりますが、守山市民病院に変わる病院です。私たちはこの病院が地域医療に貢献するよりよい病院になるよう今後とも活動を展開していく所存ですので、よろしくご協力をお願いします。

    2013年3月31日

       地域医療を考え守山市民病院を守る会 代表幹事 橋本克己 

2013年1月 3日 (木)

新年あけましておめでとうございます

 

  新年あけましておめでとうございます 

 ことし、守山市民病院は開設されてから最大の節目を迎えます。

 守山市民病院は、今年3月で廃止され、4月からは「医療法人いつき会」が運営することとなりました。

 

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  いままで守山の医療を担ってきた守山市民病院は、1954年10月に診療を開始し、61年には病床が200まで増えました。公立の総合病院として、日常の診療をはじめ、救急医療も担当してきました。この病院で出産された方もたくさんみえます。 

 守山市民病院を利用された方は、「ていねいに診てくれた」「病気で心細いときに優しく励ましてくれた」「親切にしていただき嬉しかった」、そして何よりも「元気になって家に帰れてよかった」と述べています。医師や看護師の医療に直接携わったみなさん、受付や会計などの窓口をはじめ事務のみなさん、入院患者の症状にあった食事を出していただいた給食のみなさん、メンテナンスや病室や廊下をいつもきれいにしてくれた掃除のおばちゃん、病院の安全を守ってくれたガードマンのおじさんたち、ありがとうございました。あと3ヶ月ありますが、いつものように仕事をしてください。

 この公立病院を引き継ぐ医療法人いつき会には、承継法人としての期待と責務がかかっていることを忘れないでください。

  新しく医師や看護師として医療を担う方や、事務をはじめとする職員のみなさんには、一日も早く地域の仲間となれるよう、お互いに話し合いをしましょう。

  いつき会の運営する守山市民病院が、10年後や20年後には、いまよりも充実した病院として発展し、「いつき会がやってくれてよかったなー」といえるように期待したいと思います。

  みなさまのご活躍とご健康とともに、守る会へのご協力をお願いして新年のごあいさつとさせていただきます。

     2013年1月

          地域医療を考え守山市民病院を守る会

                                          代表   橋本克己

                                          事務局長 臼井泰紀

                                          幹事   くれまつ順子

                                          幹事   山本友子

                                          幹事   荒川 裕

 

2012年7月26日 (木)

ブログをはじめました 代表あいさつ

 守山市民病院を守る会のブログをはじめました。

 守山市民病院は、守山区が名古屋市に合併する以前から存在する守山区唯一の総合的病院です。

 名古屋市は、2002年8月に守山市民病院を東市民病院のサテライト病院にする「病院整備基本計画(案)」を発表しました。私たちはこの病院の再編・縮小計画に断固反対し、翌年1月に「地域医療を考え守山市民病院を守る会(略称:守山市民病院を守る会)」を発足させました。今年で10年目になります。その間守山市民病院の存続と充実をもとめ、毎年病院局交渉や守山市民病院長交渉を繰り返し、名古屋市議会への請願は、4回提出しています。今年の6月23日には、「守山市民病院を守る会10周年記念総会」を開催しました。また守山市民病院は災害医療活動拠点にも指定されており、守山区の安心・安全の砦でもあります。

 河村市政になってからの医療行政は実に苛酷です。5つある市民病院の内、残されるのは東部医療センター(旧、東市民病院)と西部医療センター(旧、城北病院)の2つのみです。あとの3つの病院は名古屋市の手から切り離されます。城西病院は民間譲渡されました。緑市民病院は指定管理者制度が導入されました。そして我が守山市民病院は、今年の3月の市議会で廃止条例が可決され、来年3月末をもって市民病院としては廃止されます。

 守山市民病院の今後の方向性は、「平成25年度以降は民間譲渡により病院として存続を図る」というものです。私たちは今後の活動方針として、新しい病院が守山区民の声を反映した総合的な病院になることをめざし、災害時には医療活動拠点となるような病院づくりを展開していく所存です。ご協力の程よろしくお願いします。

   地域医療を考え守山市民病院を守る会
             代表幹事  橋本 克己

  

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 みなさまのご愛読をよろしくお願いします。